2023/09/27 18:17

こんにちは。店主のAです。


インテリアを飾る適所スペースがない・・。そんな状況はありませんか?


この日本の狭小な住宅事情で、思うままに飾れる環境って皆無に等しいですよね(汗)そこで今回は、よくある3つのスペース別に、それぞれ適したインテリアや飾り方のコツなどをご紹介します。


1、狭い場所


<ディスプレイのポイント・・・高低差をつける>

高低差を出すことで、置ける量が倍以上に増えます。また、高さによる立体感が自然と生まれ、サイズ感の違うものを並べるときもバランスよく納まります。具体的には、キッチン収納などで使う「コの字ラック」や「ボックスを縦置き」「レンガ」などを使用します。前と後ろで2列に、背面も上下で使えると最大に並べることができます。


ここで1つ気をつけたいのは「置きすぎに注意」です。素敵に見えるようにするには、ある程度の余白を意識して詰め込みすぎないこと。難しく感じるかもしれませんが、実はすっきりディスプレイできるので病みつきになってしまいますよ^^


■■ ボックスを縦置きした事例 ■■


背面を2段で使用していることで、たくさんの雑貨を置けています。しかもごちゃっと感はありません。高さをつけることでバランスが取れており、配置に余裕があるので、テーマ性を持ってディスプレイができています。


■■ レンガを使った事例 ■■


全方向に行き止まりの省スペースディスプレイ。あと1、2点ほど置けなくもないですが(笑)3点配置しました。レンガが良い仕事をしてませんか? 高さのあるスペースなので、右手のフラワーとのバランスを取るためにレンガを使い、ポイントに天使をちょこんと座らせてみました^^この花瓶をリードディフューザーに変えても良さそう。


<おすすめのインテリア・・・花瓶、キャンドル、インテリア小物>

物理的に置けない大きさのもの以外は、基本的には何でも◎(笑)。せっかくなら、いくつかの雑貨を組み合わせてお店のようにディスプレイしたいですね(^。^)



2、奥行のない場所


<ディスプレイのポイント・・・ボリューム集中>

玄関先やトイレ、窓枠などのニッチ(くぼみや隙間の意)スペース。横幅はあるけど奥行きがなくてどうしたら良いのか悩ましい場所(笑)。ここでは中央に見せ場を作りましょう。左右の余白がインテリアを際立たせてくれます。できたら高さがあるものを並べたほうが様になります。


■■ トイレスペースでの事例 ■■


たくさん並べたくなる気持ちをグッと抑えて(笑)中央にシンプルに配置。アロマキャンドルなので、後ろの窓から入る風とともに心地よい香りが☆彡 キャンドルの天辺を上とした場合、横幅に対して三角形の形ができている。それがバランスが良く美しい配置です。


<おすすめのインテリア・・・アロマディフューザー、キャンドル、アートフラワー>

アロマアイテムを置いて、芳香空間スペースとして活用するのがおすすめです。インテリアとともに好きな香りに満たされる・・。リラックスできる場所を作ってみてください☆彡



3、空間や壁面のみ


<ディスプレイのポイント・・・テーマ性とバランス>

直に置く場所がなく、壁面に棚を設置したり空間スペースを利用するパターン。実はこれが1番多いケースでしょうか。どうしても飾れる物が限られてしまうので、テーマ性を持ってディスプレイすることが大切です。数点飾る場合は大きさや位置のバランスも考えて。とはいえ難しく考えることはなく、まずは近しいアイテム同士を組み合わせてみてください。センスが統一されているので、きっと目に留まるお気に入り空間が出来上がるはずですよ^^


■■ 壁面棚を使用した事例 ■■


テーマは「自然と蝶」。我ながらネーミングがいまいちですが(笑)いかがでしょうか? 初秋の美しい山々にひらひらと舞う蝶々。簡単に立体感を表現できるこの蝶々はとても便利。適当な配置でもそれっぽくなるのも良いです(笑)


■■ 窓際の吊るし事例 ■■


テーマは「幸せを掴む」。またまたネーミングがいまいちですが(汗)ラッキーアイテムとそれに合う植物を集めただけです^^おしゃれなドリームキャッチャーとキラキラのサンキャッチャー 。それに自然界を代表して?植物を合わせました。幸せが入ってきそうな空間になっていませんか?カーテンレールでも、突っ張り棒でも、割と吊るし物って簡単にできますので、ぜひ色々とお試しください(^-^)/


<おすすめのインテリア・・・植物、吊り下げインテリア、ポスター、写真>

ここではアートを少し意識。空間利用するのにうってつけの植物や吊り下げる物、壁面はポスターや写真の複数設置+αがおすすめです。雰囲気のある素敵なお部屋が作れそうですね\(^-^)/



いかがでしょうか?


今まで、ありとあらゆるスペースを活用してディスプレイ提案を行なってきました。店頭では、販売在庫として複数陳列する必要があるので、自宅より広いとはいえ、テトリス張りに緻密に企てないと「量多すぎ・取りづらい・素敵に見えない。」という負の連鎖に陥ります(笑)


ですが、どんなことも慣れですね。場数を踏み、今ではあらゆるパターンに対応する脳が出来上がりました(`_´)ゞ


場所は一度作ったら固定のほうがいいです。移動すると周りに大きく影響が出て、テトリスが大変になりますので(笑)


我が家もわんぱく坊主がいるので部屋は常に散らかりっぱなしです。でも自分らしく表現できるインテリアスペースは数カ所確保しています。(できます!)


忙しい毎日の中で、ほっとできる空間があるって大切ですよね。ぜひ、参考にしてみてください^^



Charme de Art Interiors